成人式が行われる三連休の中日に、講師を務める専門学校の学生が懇親会を開いてくれたので参加して来ました。
秋からのコースの為、インテリアや建築を3ヶ月弱学んだ学生ですが、志は高く刺激を受けた良い会となりました。
専門学校は池袋にある為、懇親会の後に建築の雑誌(新建築)に掲載された池袋西口公園をフラッと散歩してから帰路に着きました。
池袋西口公園は今から20年前ぐらいには、ドラマの舞台になったりと、高校生だった私も影響され遊びに来ていた場所でもあります。
都内、特に渋谷の再開発はメディアでも多く取り扱われていますが、池袋もポチポチと再開発が行われています。
弊所がある場所は埼玉県の田舎なので、週に一回ほど非常勤講師で都内に出る時には少なからず刺激を受けて帰ります。
設計の仕事自体も地方の仕事が多い為、都内とのギャップ、良い所や悪い所は自然と目につきます。
地方での再開発はどうにか観光資源として人を呼び込みたい、定着させたいという意向はなんとなく読み取れるのですが、都内の再開発に関しては、今年開催される東京オリンピックを見据えた感じがみて取れます。その後はどうなるのか...
否定する訳ではありませんが、再開発の行為と住まう人々、使用する人々の意識のズレの様なものは感じました。
しかし、再開発行為の結果、人々の意識が後から追い付いてくる、変換される場合もあるかもしれません。
そうなれば、建築としての意味が大いにあるな...とも思います。
何の為の、誰の為の再開発事業なのか、とモヤモヤしながら帰路に着きました。
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