先週末、打ち合わせの為、長野県塩尻市の奈良井宿に行ってきました。
初めて訪れましたが、物凄く楽しい発見がある地域でした。
私自身、京都で暮らしていた経験もあるので、京都の町家とあまり変わらないだろう...
と気軽な気持ちで訪れたのですが、
屋根庇の作り方も全く違い、平面的なプランも吹き抜けを利用して店舗部分と住宅部分を隔てていたり、
中でも一番驚いたのは、ガラス戸は無く、障子のみで外部と内部を仕切っていた事です。
障子を開けたら外...
寒さが厳しい地域なのになぜ?と疑問は尽きませんでした。
(改修されている建物はガラス戸になっています)
地域性を読み解くのには少し時間が掛かりそうです。
奈良井宿は中山道の宿場町として歴史を抱えています。
今年は、蔵の街並みが残る、長野県の小布施町でも設計監理をさせて頂きましたが、
同じ長野県でも風土は違い、歴史も異なります。
これから何度か通わせて頂き、少しずつ歴史や地域性の理解を深めていきたいと思います。
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