現在、長野県の敷地にて実施設計中の「土間の家」はハーフビルド方式となっています。
昨今、耳にする様になった「ハーフビルド」という言葉ですが、
簡単に言えば、建築の骨組みは工事会社が行い、残る外壁や内壁などの仕上げはクライアントが行う。
という形式です。
DIYのもう少し本格的なニアンスになります。
メリットの大部分としてはコスト面です。
クライアント様の技量にも左右されますが、工事会社の施工費をクライアント様が施工する事により抑える事が可能です。
またメーカー仕様にも縛られる事も無く、ある意味思うままに工事が可能です。
デメリットとしては、通常の工期よりも時間が掛かる事や瑕疵保険、工事保険、工事中の火災保険など、保険関係のリスクが伴う点です。
この辺りは、詳しくは避けますが、要はセルフ部分の責任の所在はクライアント様になる事です。
そして、肝心な弊所、設計事務所は何をするのか...?ですが、
建築基準法はどなたが工事を行っても遵守する必要が有りますので、
法規制の確認、申請を行います。
また、弊所では可能な限りですが、セルフ部分の工事もお手伝いさせて頂いています。
急にハーフビルドの記事を書かせて頂きましたが、
ここ最近、ハーフビルドでの案件問い合わせが増えてきましたので、
簡単にでは有りますが、記事を書かせて頂きました。
今後も気兼ねなくお問い合わせ頂ければと思います。
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